• 被害事例

データ復旧サービス事業者によるレスキュー商法の手口 その50

■■という業者にSSDのデータ復旧を依頼したところ、「90%ほどの確率で復旧可能」との説明を受けました。提示された料金は●万円ほどでしたが、金額が高かったため一度は断りました。すると、「納期を延期するなら●万円ほど値引きできる」と提案され、さらに「急がないと復旧の可能性が下がる」とも言われました。大切なデータだったため、やむを得ず依頼することにしました。作業開始前に固定作業費の振り込みが必要で、復旧成功の場合は追加で成功報酬を支払うという形でした。数日後、業者から「復旧できたので成功報酬の支払いをお願いします」と電話がありましたが、この時点ではファイルのリストや中身の確認はなく、口頭で大まかなファイル名を伝えられただけでした。その後、復旧データが移されたHDDが送られてきたため確認したところ、事前の説明では「破損しているのはごく一部」と言われていたにもかかわらず、実際には約8割のデータが破損したままでした。消費者センターへの相談も考えましたが、まずはここでご意見を伺いたく、相談させていただきました。