ニュースリリース

2018年-2020年のデータ復旧市場規模について統計データを発表

2022/3/29

一般社団法人 日本データ復旧協会-DRAJ
2018年-2020年のデータ復旧市場規模について統計データを発表
リモートワークの推進等によりシンクライアント/クラウド化進む
2020年(1~12月)データ復旧依頼数は80,000台と推定

 一般社団法人 日本データ復旧協会(略称:DRAJ、所在地:東京都港区、会長:浦口 康也)は、2018年-2020年(1~12月)のデータ復旧業界・市場規模について統計データを発表した。
調査の結果、2020年における業界全体のハードディスクドライブ(HDD)およびソリッドステートドライブ(SSD)復旧依頼件数は、昨年比4,000台減の80,000台(PC61,400台、外付け15,600台、サーバー3,000台)と推定した。
 パソコン(PC)の販売台数は、2017年から2019年にかけWindows10入替えにより急増、2020年はGIGAスクール構想やリモートワーク拡大によって特需を迎えた。一方で、PC復旧依頼率は前回調査データ(2017年)比2%減と減少傾向にある。2020年に入り、Windows7からWindows10への入替えも終息を迎え、ここ数年入替え時に発生していたデータ移行トラブルが減少、働き方改革の推進や新型コロナウイルス感染症対策によるリモートワークの普及によりシンクライアント化(デスクトップ仮想化等)が進み、端末からのデータ復旧機会が減少していることに起因しているとみられる。サーバーについても、オンプレミスからクラウド化への移行は更に加速し、復旧依頼率は前回調査データ(2017年)比3%減、復旧依頼台数は900台減とみられる中、外付けについては、HDDからSSDへのシフトによる総台数の増加により、復旧依頼台数は1,400台増、復旧依頼率も堅調(2%増)である。

■2020年

PC (IDC参考)

外付け(NAS含む)※テレビ録画用途を除く

販売台数(2020年)

1734.0万台

販売台数(2020年)

254.8万台

稼働分(5年分)

6815.0万台

※稼働分(5年分)

1202.2万台

データ消失率

1.00%

データ消失率

1.00%

復旧必要台数(②×③)

68.2万台

復旧必要台数(⑧×⑨)

12.0万台

復旧依頼率

9.0%

復旧依頼率

13.0%

復旧依頼台数(④×⑤)

6.14万台

復旧依頼台数(⑩×⑪)

1.56万台

 

 サーバー(IDC参考)

 

販売台数(2020年)

44.6万台

復旧依頼率

12.0%

稼働分(5年分)

252.4万台

復旧依頼台数(⑯×⑰)

0.30万台

データ消失率

1.00%

合計復旧依頼数(⑥+⑫+⑱)

8.00万台

復旧必要台数(②×⑮)

2.52万台

 

 

■2019年

PC (IDC参考)

外付け(NAS含む)※テレビ録画用途を除く

販売台数(2019年)

1735.0万台

販売台数(2019年)

214.2万台

稼働分(5年分)

6136.0万台

※稼働分(5年分)

1217.4万台

データ消失率

1.00%

データ消失率

1.00%

復旧必要台数(②×③)

61.4万台

復旧必要台数(⑧×⑨)

12.2万台

復旧依頼率

10.50%

復旧依頼率

13.0%

復旧依頼台数(④×⑤)

6.44万台

復旧依頼台数(⑩×⑪)

1.58万台

 

 サーバー(IDC参考)

 

販売台数(2019年)

51.6万台

復旧依頼率

14.0%

稼働分(5年分)

264.0万台

復旧依頼台数(⑯×⑰)

0.37万台

データ消失率

1.00%

合計復旧依頼数(⑥+⑫+⑱)

8.40万台

復旧必要台数(②×⑮)

2.64万台

 

 

■2018年

PC (IDC参考)

外付け(NAS含む)※テレビ録画用途を除く

販売台数(2018年)

1191.0万台

販売台数(2018年)

211.8万台

稼働分(5年分)

5941.0万台

※稼働分(5年分)

1303.2万台

データ消失率

1.00%

データ消失率

1.00%

復旧必要台数(②×③)

59.4万台

復旧必要台数(⑧×⑨)

13.0万台

復旧依頼率

11.0%

復旧依頼率

12.0%

復旧依頼台数(④×⑤)

6.54万台

復旧依頼台数(⑩×⑪)

1.56万台

 

 サーバー(IDC参考)

 

販売台数(2018年)

52.9万台

復旧依頼率

15.0%

稼働分(5年分)

269.4万台

復旧依頼台数(⑯×⑰)

0.40万台

データ消失率

1.00%

合計復旧依頼数(⑥+⑫+⑱)

8.50万台

復旧必要台数(②×⑮)

2.69万台

 

 

<復旧依頼数、復旧台数の定義、推定根拠については下記の通り>

※1 ⑤,⑪,⑰の復旧依頼率は前回調査同様、各社の経験値から算定。

※2 ⑦については、当協会独自調査から推計。

※3 ⑧については、アーカイブ、バックアップ用途の未稼働分を含む。

※4 ⑮については、サーバーの原価償却期間を5年として稼働期間を定義、その間に各HDD個体の障害に遭遇する確率が全体で30%ほどに達するとして、冗長化継続対応を怠ったためにデータを消失するユーザーが1%と想定。

【取材などのお問い合わせ先】

一般社団法人 日本データ復旧協会 事務局

TEL: 050-2018-3974(月曜日~金曜日:10時~17時まで)

E-mail : press@draj.or.jp

URL : https://www.draj.or.jp/